HOME > 鈴鹿グループの特徴
価値観型人事制度を邁進していく上で、障壁となるのはピラミッド型の組織体制です。
そこで、組織構成員が1人あるいは少数のチームで自己完結的に仕事をしていくクラスター型の組織を構成し、情報は上から下という従来の流れから、必要に応じてコミュニケーションが自由に行われる体制にしました。
価値観型人事制度では、個人の仕事に対する価値観に合わせて組織を変化させ、状況に応じてパイプの太さ(情報量や仕事量)や距離(仕事頻度)を変化させて対応することができます。
また、しっかりと自由と責任のバランスが取れる人には、意思決定や権限を持つ社内カンパニー制を取り入れ、武道の「守・破・離」(しゅはり)でいうところの「離」とし、自分の流派を確立できる制度となっています。
仕事をバリバリこなして早く職長を目指したい方、いつかは独立起業を目指している方や、打ち込んでいる趣味などプライベートでの時間を大切にしたい方など、人の価値観は様々だということを20年の会社経営で実感しました。
昔のように仕事に対する考え方を一方的に押し付ける体制では、会社は成長しないと考えたのです。
当社の特徴の一つは、社員一人ひとりの価値観を最大限尊重し、文字通り「好きなように働ける」ということ。
経営の考え方や人事制度などについて説明すると、「本当にそんなことができるんですか?」とびっくりされます。
いま世の中では「働き方改革」「ダイバーシティ」「ワークライフバランス」といった言葉がよく聞かれ、大手から中小まで多くの企業がどう対応したらいいか四苦八苦しています。
しかし、当社では20年も前からそれらのことを、誰に教えてもらったわけでもなく、自分たちで考え、工夫し、普通にやってきました。周りから「非常識」と言われていたことが、今となっては時代にあったスタイルとなっています。